米食品医薬品局(FDA)は、過敏性腸症候群(IBD)による腹痛を軽減させる初の医療機器の販売を許可しました。この医療機器は、11歳から18歳までの患者に対し、他の治療法と共に使用されます。

 

 「IB-Stim」と呼ばれるこの装置は小さな使い捨ての電気刺激装置で、患者の耳の後ろに装着する形で使われます。電池式のチップが組み込まれており、ここから低周波の電流が流れることで特定の神経領域を刺激し続けます。患者は最長3週間連続してこの装置を使い続けることができ、この刺激により過敏性腸症候群に伴う腹痛を軽減することができます。