国立がん研究センターの研究チームは、血液から高い精度で食道がんを検出できる診断モデルの作成に成功したことを「JAMA Network Open」誌に発表しました。

 

 研究グループは、食道がんで有意に変化する複数のマイクロRNAを同定。食道がんに対する感度は96%、特異度は98%。ステージ別では、ステージ0は89%、Iは95%、IIは98%、IIIは97%、IVは100%でありました。

 

 食道がんは、早期診断されれば内視鏡を用いた負担の少ない治療で治癒を目指すことができます。