中年期以降の運動習慣は死亡率減少効果をもたらすことが、BMJ誌に掲載されました。

 

 運動をしていなかった人が、5年間掛けて徐々に運動量を増やし、WHOが推奨する最低限の運動量(中強度の運動を週に150分)を満たせるようになった場合, 総死亡率は0.70倍、心血管死亡率は0.69倍、癌死亡率は0.83倍に減少しました。

 

 また、心血管疾患や癌の病歴がある人を含めても、中高年の人々が運動量を増やすと死亡リスクが減少し、この効果は過去の運動習慣や危険因子に関わらず得られることがわかりました。