線虫「C.エレガンス」を使ったがん検査サービス「N-NOSE」がいよいよ2020年にも、実用化する予定です。C.エレガンスは、嗅覚を持ち、がん患者の尿のにおいを好み、近づいていくことが明らかになっています。

 

 現在、胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮がんを含む18種類のがんを検知できることが分かっています。

 

 感度(がん患者を正しくがん患者と識別する)は95.8%、特異度(がん患者でない人を正しくがん患者でないと識別する)は95.0%と、高い精度でがんの有無を識別できます。N-NOSEは、簡便、低コストでありながら、高精度でがんの有無を判別できます。