女性の子宮頸がんは、30~35歳の女性で最も頻度が高く、5~10年前に前がん段階で検出が可能ですが、女性の3分の1は検診を受けていません。

 

 このたび、尿検査による高リスク型ヒトパピローマウイルス(子宮頸がんの原因ウイルス)の検出が、前がん病変の発見に有用であることがBMJ Open誌に報告されました。

 

 尿からの検出率は80%以上で、膣や子宮頸管とほぼ同等と報告されています。