コレステロールを下げるため「紅麹サプリメント」を摂取した女性が、急性肝障害を発症したことが、「BMJ Case Reports」誌に掲載されました。

 

 紅麹サプリメントは、蒸した米に紅麹菌を混ぜて発酵させた紅麹から作られ、脂質低下薬の代わりに使用されています。これまでにも紅麹による重篤な肝障害の発症例が報告されています。

 

 自然由来のサプリメントだからといって、必ずしも安全とは限らず、サプリメントは医薬品のような規制下にないため、安全性を把握しにくいと指摘されています。