昼寝をすると、昼寝をしなかった場合に比べて血圧が著しく低下する可能性が示され、米国心臓病学会(ACC 2019)で発表されました。

 

 分析の結果、昼寝をした群では、昼寝をしなかった群に比べて24時間のSBP(収縮期血圧)値が5.3mmHg低い結果となりました(127.6mmHg対132.9mmHg)。また、昼寝の平均時間は49分でありました。

 

 血圧を2mmHg下げるだけでも、心筋梗塞などの心血管イベントリスクを最大で10%減らすことができるとされています。