米イーライリリー・アンド・カンパニーは、米国食品医薬品局(FDA)が、成人の片頭痛の予防治療を適応として「Emgality(TM)120mg注射薬」(一般名:galcanezumab-gnlm)を承認したことを発表しました。

 

 同剤は、反復性片頭痛の患者を対象とする2つの臨床試験(EVOLVE-1試験およびEVOLVE-2試験)と、慢性片頭痛の患者を対象とする1つの臨床試験(REGAIN試験)で、有効性および安全性が示されています。

 

 Emgalityは、月1回皮下投与する自己注射薬。カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)に結合するヒト化モノクローナル抗体です。