スペインとギリシャの医師グループは、不妊症女性の卵子のDNAをドナーの卵子に注入してから受精させ、妊娠に成功したと発表。

 

 今回の体外受精(IVF)が、通常の卵子提供と異なる点は、胎児が母親と血縁がある点。

 

 今回の手法は「紡錘体移植(spindle transfer)」と呼ばれ、過去にも母親の持つ遺伝性疾患が生まれてくる子どもに引き継がれないようにするために使われてきましたが、2015年に米国議会は米国内での使用を禁止しています。