大塚製薬株式会社は、アルコール依存症患者における飲酒量を低減する治療薬「セリンクロ(R)錠10mg」(一般名:ナルメフェン塩酸塩水和物)の国内における製造販売承認を取得したことを発表しました。

 

 セリンクロは、飲酒の1~2時間前に服用することで、中枢神経系に広く存在するオピオイド受容体調節作用を介して飲酒欲求を抑え、アルコール依存症患者の飲酒量を低減する薬剤です。なお、使用にあたっては、飲酒量の低減を目的とした心理社会的治療と併用することが定められています。