JAMA誌の報告によれば、「航空機内での急病人発生」はフライト604回に1回程度で起こり、最も多かったのが失神で全体の32.7%を占め、続いて消化器(14.8%)、呼吸器(10.1%)、心血管系(7.0%)の症状。機内での心停止は0.2%でありました。
おおよそ半数では医師が手助けを行い、25%は看護師や救急救命士などが協力し、残りの25%はフライトクルーのみで対処していました。
救急医療キットの中身は、航空会社によってまちまちで、米国連邦航空局(FAA)は、自動体外式除細動器(AED)の搭載を義務づけていますが、欧州では義務づけてられていない航空会社もあります。