武田薬品は、ゴナドトロピン放出ホルモン(gonadotropin-releasing hormone:GnRH)受容体拮抗薬「レルミナ(R)錠40mg」(一般名:レルゴリクス、開発コード:TAK-385)について、子宮筋腫に基づく諸症状の改善(過多月経、下腹痛、腰痛、貧血)に対する治療薬として、厚生労働省より製造販売承認を取得したと発表しました。

 

 同剤は、女性ホルモンであるエストロゲンおよびプロゲステロンの分泌を抑制することにより、子宮筋腫の主要な症状である過多月経、下腹痛、腰痛、貧血を改善。なかでも、子宮筋腫の症状で最も多い過多月経を改善することが、高く評価されています。

 

 また、1日1回の経口薬であるため、今後子宮筋腫患者の負担を減らす新たな治療選択肢になることが期待されます。