高血圧治療ワクチンについて、現在、オーストラリアで第I相の企業治験を実施中であることが、第22回日本ワクチン学会学術集会において、大阪大学の中神啓徳教授より報告されました。

 

 動物実験では、アンジオテンシンIIを標的としたワクチンを2週間ごとに3回投与すると、アンジオテンシンIIに対する抗体価が有意に上昇し、降圧効果、臓器保護効果を得られることが確認できています。