ダークチョコレート、ココア、アーモンドが冠動脈心疾患(CHD)リスクマーカーに及ぼす影響を検討した結果、アーモンドの摂取によるLDLコレステロール(LDL-C)の低下、アーモンドとチョコレート・カカオの同時摂取による小型高密度LDL-C(sdLDL-C)の低下が示され、J Am Heart Assoc誌に報告されました。

 

 報告は30~70歳の過体重・肥満者48例を①非治療食(米国の平均的な食事内容)②アーモンド42.5g/日を取り入れたアーモンド食(ALD)③ココアパウダー18g/日とダークチョコレート43g/日を取り入れたチョコレート食(CHOC)④アーモンド、チョコレート+ココアを組み合わせたメニュー(CHOC+ALD)に割り付け、4週間ずつ摂取させた結果であります。