日本産婦人科医会はこのほど、風疹の流行が続いていることから、風疹抗体価がHI法(赤血球凝集抑制法)で16倍以下の「リスク妊婦」に対して罹患予防に徹するように注意を促す警告文を同会ホームページに掲載しました。

 

 米疾病管理予防センター(CDC)から、風疹の予防接種や過去の感染歴がない妊婦に対して、日本への渡航を控えるように警告が出されていることも知らせています。

 

 風疹抗体価検査でHI16倍以下の妊婦は、直ちに夫、定期接種対象の子どもを除く同居家族の既往歴などの確認を行うほか、確認できない場合は風疹抗体価測定を実施することが重要であるとしています。