現在、ロンドンでは約4万人が、医師に代わって患者を診断する人工知能(AI)チャットボットのアプリを利用しています。AIが診断することで、自己治療で済む人々が病院に行かなくなり、医療コストを削減できるというアプリです。

 

 緊急処置が必要な症状だと判断すれば、その旨を患者に伝え、安静にして消炎鎮痛剤を服用すればことたりるなら、そのように指導。診断に確信が持てない場合、人間の医師によるセカンド・オピニオンを受けることを勧めます。

 

 実際に、アプリを利用する患者の半数が、病院に行く必要がないことに気づき、病院の予約を取るのを止めました。