米国人の10人に4人がエビデンスに反する代替療法でがんは治癒すると考えていることが、米国臨床腫瘍学会(ASCO)が実施した意識調査から明らかになりました。

 

 代替療法には、「酵素療法や酸素療法、食事療法、ビタミン剤やミネラル剤」などが含まれています。

 

 しかし、代替療法のみを受けたがん患者の死亡率は外科手術や化学療法、免疫療法、ホルモン療法などの標準治療を受けたがん患者の約2.5倍であることが2017年8月に「Journal of the National Cancer Institute」に掲載された論文で報告されています。