クマの肉を食べたことで旋毛虫症を発症した事例が、相次いで3例発生したことが報告されました。いずれも同じ1頭のクマの肉が原因食品で、うち2例はローストして食べ、1例はカツにして食べていました。

 

  市立札幌病院感染症内科の児玉文宏氏らは、野生鳥獣肉(ジビエ)ブームの中、旋毛虫症などの感染症リスクが高まっているとし、一般消費者へのさらなる啓蒙が必要と指摘しています。