魚をほとんど食べない人は大動脈解離や大動脈瘤による死亡が増加することが「Clinical Nutrition」誌に報告されました。

 

 大動脈瘤が破裂、解離すると、医療が進んだ現代でも急速に死に至ることが多く、これらは動脈硬化が基盤として生じることから、心筋梗塞と同様に、魚を食べることによる動脈硬化の予防が重要と考えられます。

 

 ちなみに、魚を週1~2回食べる群と比べ、ほとんど食べない群では、大動脈解離で死亡するリスクが2.5倍、大動脈瘤で2.0倍と報告されています。