ノーベルファーマは、月経困難症治療薬ジェミーナ配合錠を発表。含有成分は卵胞ホルモンのエチニルエストラジオール0.02mgと、黄体ホルモンのレボノルゲストレル0.09mg。月経困難症治療薬として、レボノルゲストレルを含有した国内初の一相性の超低用量エストロゲン・プロゲスチン(EP)配合製剤となります。

 

 用法・用量は、28日間を1周期(21日連続投与、7日間休薬)とするか、84日間を1周期(77日間連続投与、7日間休薬)とするか、患者の生活様式などに応じて選択できます。

 

 なお、外国の疫学調査によると、静脈血栓症のリスクは、EP配合剤を服用している女性は服用していない女性と比較して3.25倍~4.0倍高くなるとの報告があり、ジェミーナは国内臨床試験で血栓症の発現が認められていませんが、今後注意していく必要があります。