ゲームやネットサーフィンなどでテレビ、タブレット端末、コンピュータ、スマートフォンの画面を見ている「スクリーン時間」が1日あたり2時間以内の小児では、認知機能が向上していたと、カナダのJeremy J. Walsh氏らがLancet Child Adolesc Health誌に報告しました。

 

 また、スクリーン時間が2時間を超えると認知機能の発達が阻害されることも示唆されました。

 

 2016年に作成された「カナダ・子供と若者のための24時間行動ガイドライン」(対象年齢5~17歳)では、1日当たり①中等度~強度の運動60分以上②余暇のスクリーン時間2時間以内③睡眠時間を5~13歳では9~11時間、14~17歳では8~10時間―の実践を推奨しています。