Vienna医科大学の研究者らは、人間の糞便からマイクロプラスチックが初めて検出されたと欧州消化器病学会2018年大会で発表しました。

 

 河川や海洋に投棄されたプラスチックごみは紫外線や波の影響で徐々に分解され、5mm以下に分解されたものをマイクロプラスチックと呼びます。

 

 今回検出された樹脂は9種類(1被験者当たり3種から7種)。うち包装材や合成繊維に使われるポリプロピレン(PP)が62.8%、ペットボトルに使われるポリエチレンテレフタレート(PET)が17.0%、そして発泡スチロールなどに使われるポリスチレン(PS)が11.2%でありました。