苦みのあるカボチャなどのウリ科植物は強い毒性を持っていることがあり、脱毛症の原因にもなり得るとする論文が米国医師会(AMA)の雑誌「JAMA皮膚科学(JAMA Dermatology)」に掲載されました。論文では、苦いカボチャを食べた女性2人が食中毒になり、その後、体毛が抜けた症例が報告されています。
 

 ウリ科の植物は、有毒で苦みのあるククルビタシンという成分を含んでいる場合がありますが、通常は品種改良によって取り除かれています。
 

 ドイツでは、ズッキーニが入ったシチューを食べたことによるククルビタシン中毒で1人が死亡しています。