炭水化物摂取率と死亡率の関係は、摂取率が高くても低くても死亡率は上昇することが示され、「Lancet Public Health」誌に掲載されました。
 

 摂取エネルギーに占める炭水化物の比率と総死亡リスクの関係は、U字型の関連が見られ、総死亡リスクは炭水化物摂取率が50~55%のときが最も低い結果でありました。
 

 また、炭水化物に代わり、動物由来の蛋白・脂肪を摂取した場合は総死亡のリスクが上昇し(HR:1.18)、植物由来の蛋白・脂肪を摂取した場合は低下していました(HR:0.82)。