糖尿病患者は,一般集団よりも死亡と心血管転帰のリスクが高いことが知られていますが、5つの危険因子を目標範囲内にコントロールした2型糖尿病患者は,死亡,心筋梗塞,脳卒中のリスクが高くならないことが「New England Journal of Medicine」誌に掲載されました。
 

 5つの危険因子とは、糖化ヘモグロビン値(HbA1c)の上昇,LDLコレステロール値の上昇,アルブミン尿,喫煙,血圧の上昇でありました。