1日のナトリウム(Na)摂取量の増加に伴い収縮期血圧が上昇するものの、食塩小さじ2杯強(12.5g、Na 5g)以下の集団では心血管疾患リスクは上昇しないことが明らかになり、研究結果がLancet誌に掲載されました。
 

 世界保健機関(WHO)は、心血管疾患予防の観点から1日当たりのNa摂取について2.0g(食塩相当量5.0g)未満を推奨していますが、日本では20歳以上の食塩の平均摂取量は9.9gであります。