赤血球を造る力は年齢とともに低下しますが、男女とも、ヘモグロビンの値が11.0g/dl未満であれば貧血といえます。
 

 高齢者の貧血は、何らかの病気が原因となって起きる続発性貧血が約80%、悪性腫瘍による貧血が約30%を占めます。その他、甲状腺ホルモンやビタミンの欠乏による貧血、血液が造られる過程の異常により起こる骨髄異形成症候群など、いずれも早く見つけて早く治すことが大切です。
 

 まずは、医師に相談し、正しい診断を受けましょう。