トイレに行ってもスッキリしない、お腹が張って痛むなど、慢性便秘症で悩んでいる人が増えています。悪化すれば仕事が思うようにできなくなったり、外出を控えるようになったりと、生活の質(QOL)が低下することも。
 

 便秘には大きく分けて、①排便の回数が少なくなったり、便が出にくくなったりする「機能性便秘」、②大腸がんなどのように、便の通り道がふさがることによる「器質性便秘」があり、原因に合わせた治療が必要です。
 

 市販の便秘薬を自己判断で使用し続けると、かえって便秘が治りにくくなったり、大腸過敏など別の病気を引き起こす場合があります。まずは、医師に相談し、正しい診断を受けましょう。