CT、MRI、PETなどの画像検査で偶然に発見される腫瘍(incidentaloma:偶発腫瘍)の有病率および転帰を調べた結果がBMJ誌に掲載されました。
 

 その結果、心臓MRI、胸部CT(胸部、腹部、脊椎および心臓の偶発腫瘍)、大腸CT(結腸外の偶発腫瘍)では3分の1超に認められました。
 

 偶発腫瘍の悪性の割合は、脳、耳下腺、副腎が5%未満、腎、甲状腺、卵巣が約25%、乳房では42%と最も高い結果でありました。