5歳から64歳までのスギ花粉症患者を対象に1日1回、シダキュアまたはプラセボを舌下に投与し、最長で43週間投与を続けた結果、「総合鼻症状薬物スコア」が、プラセボ投与群(n=257)は平均6.98、シダキュア投与群(n=255例)は平均4.74と、有意に症状が抑制されました(P<0.0001)。 
 

 シダキュアの臨床試験では、783例中394例(50.3%)に副作用が認められました。主な副作用として、口腔浮腫113例(14.4%)、咽頭刺激感112例(14.3%)、耳そう痒症98例(12.5%)、口腔そう痒症67例(8.6%)などがありましたが、ショックやアナフィラキシーなどの重篤な副作用は認められませんでした。