英国でUK Biobankに登録した40-69歳の男女50万2293例のデータを対象に、握力と心血管疾患、呼吸器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)および癌発症と死亡率の関連を前向きコホート研究で検討した結果がBMJ誌に公表されました。
 

 握力5kg低下当たりの全死亡は男性1.20倍、女性1.16倍。疾患別では心血管疾患が1.19倍、1.22倍、全呼吸器疾患が1.31倍、1.24倍、COPDが1.24倍と1.19倍、全癌腫が1.17倍、1.10倍でありました(いずれもP<0.05)。
 

 中高年になったら、握力が低下にしないよう、蛋白の摂取と運動に努めましょう。