米のYue Leng氏らによれば、高齢男性では、昼寝時間の長さに比例して認知症発症リスクが上昇し、2時間以上の昼寝では12年後の認知症リスクが80%も上昇するという研究結果を、第32回米国睡眠学会で報告しました。

 昼寝時間30分未満群を対照として、各昼寝時間群における12年後の認知症発症リスクは、30〜59分群が1.17倍、60〜119分群が1.30倍、120分以上群が1.80倍でありました。