百日咳の患者は、5歳未満が14%にとどまり、5歳以上15歳未満が52%、20歳以上の成人症例が34%であることが示されました。
 

 これまで、百日咳は小児の疾患との印象が強く、成人の長引く咳の場合、診断が遅れる傾向にあるようです。
 

 百日咳は周囲への感染力が非常に強いため、「職場、家族といった近しい周囲に同様の症状の人がいないか」を確認することも大切です。