十二指腸粘膜を内視鏡で焼灼し、食物を感知しにくいようにするユニークな糖尿病治療法がDiabetes Care誌に掲載されました。
 

 まず安全性について着目すると、40例中3例が焼灼後十二指腸狭窄による上腹部痛や嘔吐を訴えました。また、8例が腹痛を訴えましたが、鎮痛薬は不要でした。
 

 有効性は、HbA1c値は6カ月後の時点で1.2±0.3%改善しておりました。また、3カ月後で体重が3.9±0.5kg、6カ月後で2.5±0.1kgの有意な減量。さらに、3カ月後で食前から食後に至るまで全ての時間帯において血糖値の改善しておりました。