腰椎椎間板ヘルニア患者にとっては待望の、手術に代わる新たな治療選択肢が登場。局所麻酔下での注射のみという「ヘルニコア椎間板注用1.25単位(一般名コンドリアーゼ)」が世界で初めて保険承認されました。

 

コンドリアーゼは、神経を圧迫している椎間板(椎間板髄核)へ直接注入することで、髄核を融解して椎間板内圧を下げる薬。わずか15分程度で終わる簡便な手技により低侵襲な治療が可能。1回の注射で疼痛症状の改善が期待できます。

 

なお、治療に際しては、経験豊富な専門医による正確な診断が重要です。