ノバルティスファーマは23日、難治性の白血病などに対するキメラ抗原受容体(CART細胞療法と呼ばれる新たな免疫療法を厚生労働省に承認申請したと発表しました。

 

 この治療法は、患者の血液から免疫細胞のT細胞を取り出して遺伝子操作し、がん細胞への攻撃力を高めて患者に戻す治療。患者ごとに製造し、投与は1回のみ。再発・難治性の、25歳以下の「B細胞性急性リンパ芽球性白血病」と成人の「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」が対象になります。

 

ちなみに、アメリカでのお値段は、1475000ドル(約5000万円)。治療1カ月後に反応した場合にのみ支払いを求める成功報酬型の支払い方式となっています。