イスラエル・University of HaifaのShira Zelber-Sagi氏らは、赤肉の高摂取が非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)と関連し、赤肉をウェルダン/ベリーウェルダンで調理したときに生じる複素環式アミン(HCA)がインスリン抵抗性と関連することをJ Hepatolに報告しました。

 

 NAFLDおよびインスリン抵抗性に対する赤肉の高摂取のオッズ比(OR)は、それぞれ1.49、 1.63(ウェルダン/ベリーウェルダンでは1.92)で、いずれも有意な関連が見られました。

 

 今後、赤肉の摂取量や調理法を考慮することで、NAFLDおよび糖尿病の予防につながるかどうかを検証する必要がありそうです。