ペースメーカーの遠隔モニタリングシステムに記録された心房細動(AF)の持続時間と脳梗塞発症との関連を調べた結果、29秒を超えて持続する心房細動(AF)のエピソードは脳梗塞発症の予知因子になっていたと、第43回日本脳卒中学会学術集会で千葉大学循環器病先端治療学の近藤祐介氏らが報告しました。

 

 今後、30秒以上続くAFが頻回に起こる患者さんに対して、脳梗塞予防のための抗凝固療法を開始するかどうかを検討する必要がありそうです。