このたび、経口爪白癬治療薬ホスラブコナゾール L-リシンエタノール付加物(商品名ネイリンカプセル100mg)の製造販売が承認されました。
爪白癬は、爪の混濁、肥厚、変形、落屑といった外見上の変化、爪の肥厚に伴い靴を履くときの痛みや歩行困難等が出現します。また、家族内感染を始めとする周囲への感染も問題となっています。
現在、国内外のガイドラインにおいては、原則内服療法による治療が推奨されています。
なお、薬剤使用に際しては、国内臨床試験において副作用が23.8%認められ、とく肝機能障害には十分注意する必要があります。