血中アミノ酸濃度は健康な人では一定に保たれていますが、がんになると早期の段階からそのバランスが変化することが分かっています。

 

 味の素と大阪府立成人病センターを中心とした多施設の共同研究によれば、膵臓がん患者では健康な人に比べ、セリン濃度が高値を示し、トリプトファンおよびヒスチジン濃度が低値を示すことがわかりました。

 

 また、手術可能な段階(ステージⅡBまで)の患者でも進行がん患者と同様の変化を示すことが判明しました。

アミノインデックス検査は、当院でも施行可能です。