米国人約7,000例を15年間追跡した研究で、歯周病が虚血性脳卒中、特に心原性脳塞栓および血栓性脳梗塞の発症リスクに関連することが示されたと、米・University of South CarolinaのSouvik Sen氏らが医学誌Strokeに報告しました。また、定期歯科受診が虚血性脳卒中リスクを低減する可能性があることも明らかになりました。

 

 なお、従来から、集中的歯周病治療は全身の炎症、高血圧、脂質および血管内皮機能を改善することが報告されています。
Stroke. 2018 Feb;49(2):355-362