米臨床腫瘍学会の、がん予防委員会は「飲酒はがんの危険性を高める可能性がある」として、アルコールを飲み過ぎないよう注意を呼び掛ける声明を発表しました。
 

 声明によると、過剰な飲酒は喉頭、食道、肝細胞、結腸などのがんの原因になり得るほか、女性の乳がんに関しては、適量の飲酒であっても、わずかに危険性を高めると報告。
 

 米国立衛生研究所(NIH)などは、アルコール5%のビール1缶(約340ミリリットル)を2時間以内に男性なら5本、女性なら4本飲むことを「深酒」とし、1カ月間に5日以上、そのような飲み方をした場合に「過剰な飲酒」としています。