第4回東京都花粉症患者実態調査(2016年度)によれば、東京都民の花粉症推定有病率は48.8%に上り、10年前に実施した第3回調査の28.2%を大幅に上回りました。すなわち、10年前の「3.5人に1人」から大幅に増え、「2人に1人」になりました。
都は昨年11~12月、あきる野市、調布市、大田区を対象にアンケートを配布。回答があった2116人のうち410人に血液検査や問診などを受けてもらったところ48・8%がスギ花粉に対して抗体があり、症状も出ていることがわかりました。
また、年齢別に分析したところ、0~14歳の40・3%、15~29歳の61・6%、30~44歳の57%に花粉症の症状が出ていました。