2017年11月、ベズロトクスマブ(商品名ジーンプラバ点滴静注625mg)が薬価収載されました。適応は「クロストリジウム・ディフィシル感染症( CDI)の再発抑制」。
クロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile、C. difficile)は、感染性腸炎を引き起こし、致死的な重症に至る危険性が指摘されています。
ベズロトクスマブは、病原性に重要な役割を担っているトキシンBに対する高親和性を持ち、トキシンBを中和するヒトモノクローナル抗体(中和抗体)であります。
海外では、2016年10月米国、2017年1月欧州(EU)で承認されています。