脂質異常症薬2剤を組み合わせた初めての合剤
2017年9月27日、脂質異常症治療薬エゼチミブとアトルバスタチンカルシウムを組み合わせた合剤、アトーゼットの製造販売が承認されました。適応は「高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症」で、1日1回1錠を食後に投与します。
エゼチミブは、小腸からのコレステロール吸収を阻害します。一方、アトルバスタチンは、肝臓でのコレステロール合成を低下させます。 アトーゼットは、世界40か国以上で承認されていますが、国内の臨床試験において、副作用が1.5%に認められていることに十分な注意が必要です。