- JDDW2017(日本消化器関連学会)より

 

 国立国際医療研究センター消化器内科の秋山純一氏の研究によれば、常用量のプロトンポンプ阻害薬(PPI)内服療法を8週間以上実施したにもかかわらず、逆流症状またはびらん性食道炎を認める難治性胃食道逆流症(GERD)患者48例(71歳、女性48%)に20mgのタケキャブを投与した結果、より強力に酸分泌抑制効果が得られ、食道内の酸逆流、逆流症状、内視鏡的な逆流性食道炎も改善した、と報告されました。