-JDDW2017(日本消化器関連学会)より

 

 今回のJDDW2017(日本消化器関連学会)でも、アコファイドの有用性が相次ぎ報告された。

 

 アコファイドは2013年に発売され、適応は「機能性ディスペプシアにおける食後膨満感、上腹部膨満感、早期満腹感」、用法・用量は「成人、1回100mgを1日3回食前投与」となっている。

 

 なお、本薬の投与に際しては、上部消化管内視鏡検査などで悪性疾患(胃癌など)を除外することが必要である。また、心窩部痛や心窩部灼熱感には、有効性が確認されていないことにも留意が必要。