資本主義は弱肉強食の中で利益を取り合う制度です。
本来機会均等の中で競争するものですが、
発展過程で、富を持った者が、権力を握り、
その権力でさらに富を得る仕組みを作ってきました。
それがウォール街に代表される、
1%の人達がほとんどの富を握るという事態にまで発展するわけです。
一国では飽きたらず、世界中に同じことを仕掛けるわけですね。
その象徴がグローバルスタンダートということでしょう。
発展途上国に資本を入れ、
そこから安い商品を買い入れ、
豊かになった国は適当なところで資本を抜かれる。
弱い国はデフォルトし、不利な条件で資本を頂き、1%のいいなりになる。
本来国民全体が享受すべき利を1%に繋がる人だけが享受しする。
ほどほど強い国は政治的合意の元、無理に通貨を上げられ、
仕方なく財政出動からバブルを発生させます。
その異常に高まった富は本来国民が益する者ですが、何だかんだと掠め取られます。
はじけた混乱の中さらに資本注入。
いうことを聞かない国は悪者になります。
メチャクチャなメディアを通じプロパガンダし、
傀儡政権を作ります。
好き勝手です。本当に・・・・
昨今のスピリチァルの隆盛の背景にこの状況への不安感や、このおかしさをどうにかしなくてはという心があるように思えてなりません。
1%に繋がり富の分け前をもらうのか?
逆らう意思を持つのか?
違った視点で生きるのか?
経済・政治はこの枠の呪縛におりますが、幸い私たちの心は自由です。
視点をどこに合わせるか、経験から何を感じ、何を得るのかは自由です。