よくTVで「世界一の朝食」とかやってるけど、はっきり言って、ぜんぜん興味がありません。見ても、特別おいしそうだとは思いませんし…。
というか、僕にとっての世界一の朝食は、ここにあるんです。
…なーーんてね。
嫁さんは目下、ベーグル作りの練習中。今回のは生地を茹でるときのモラセスの量が少なすぎた～…と申しております。
…まぁ、これはこれでおいしいと思うけど？
ということで、今朝はベーグルサンドです。
具はスモークサーモンとマスカルポーネ。味付けは黒胡椒とレモン汁を少々。あえて野菜を使いません。
さて、コーヒー。
「アトムの子」にしようかな、とも思ったのですが、少し考えて、「カフェ・タブロー」にしました。
結果は、アトムの子と飲み比べたわけではないのでその点では何とも言えませんが、まず、このペアは正解だったと思います。
まず、マスカルポーネ。
チーズらしい発酵臭はほとんどしないけど、独特の酸味と、軽いんだけどペタッとした食感。
そこへきてスモークサーモン。
どうやったって生の鮭のにおいがあります。食感はしっとりしてるんだけどホロホロ。
ベーグル生地には少ないとはいえモラセスを使ってますから、精製してない糖蜜の味と香りが入ります。
そして、ぱふっとしてるのにもちっとした食感。
（擬音が多くてすいません…）
全体として、このサンドは「二重人格」的な要素が多いんじゃないかとおもいます。
あと、生地にモラセス使いますしサーモンも燻製ですから、強くはないけどスモーキーな要素もあり。
…ということは、さかもとさん風にいえば、ここは、
「ひと工夫いりますね」
のケースだと思いました。
…ということでタブロー。
二重人格的な食感に対するバランスは、強すぎず弱すぎず、ちょうど良かったです。
口当たりは「つるりん」と滑りこんでくる感じなので、サンドのあとくちの中に抵抗なく入ってきました。
サーモンの生臭さに対しては、これはたぶんタブローに入っているブラジルの仕業だと思うのですが、見事に消えました。もう、
「これなら歯ぁ磨かなくていいんじゃない？(笑)」
というくらい、あとくちが良かったです。
（ちゃんとウォーターピックで歯磨き？しましたけどね。）
サンドのスモーキーさは、コーヒーの酸の質が良くないと雑味と一緒に浮き上がってきちゃっていただろうと思うんですが、そこはそれ、なんたって「さかもとこーひー」ですから。ぜーーんぜん大丈夫♪でした。
というわけで、本日のわが家の世界一の朝食(笑)では、カフェ・タブロー、つまり、中米トリオ+ブラジルの
「ラテンカルテット」
が良い仕事をしてくれました♪
さかもとさん、いつも、とびきりのコーヒーを、ありがとうございます。