元号は独立の証。世界に誇る年号として大切に 警察庁へのパブリックコメント協力依頼 | 産経新聞を応援する会

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元号は独立の証。世界に誇る年号として大切に

 

占領下のことですが、『朱鳥』昭和25年3月号に掲載された村尾次郎氏の「元号論」を紹介

 

「年号といふ観念、すなはち時間に特殊な名称を付して理想や希望や功業や喜悦をあらはすといふ思想は、東洋独特のもので‥‥時間の節や流れに対して精神的な内容を盛りこまうとする考へは、意味のある文化的態度といふべきであらう。‥‥すぐれた文字をわれわれの年に冠してゐることは、精神的社会的当為として、より正しい日本の建設にわれわれの勇気をふるいたてる契機となるべきである。‥‥何事につけても西欧に追随するのは、まつたく不合理の心がけといういふべきである。」

 

わが国の元号は、国家及び民族の独立の証であり、そして大化改新以来1370年以上続く歴史(世界の殆どの建国年よりも長い歴史)、また各年号に込められた豊かな理想や理念からといっても世界に誇る年号であり、改めてそれを大切にしていくことを政府ともども決意を新たにしていきたいものです。

 

警察庁へのパブリックコメントを宜しくお願い申し上げます。

 

元号表記の維持を警察庁へ

 

◎免許証の有効期限の記載を元号から西暦へ◎

■警察庁Webサイトの「『道路交通法施行規則の一部を改正する内閣府令案』に対する意見の募集について」(平成30年8月)より

警察庁では、免許申請書等に添付する写真に関する特例の整備及び運転免許証の有効期間の末日に関する表示の見直しを内容とする道路交通法施行規則の一部を改正する内閣府令案について検討しています。‥‥ 略 ‥‥

運転免許証の有効期間の末日に関する表示の見直し(府令別記様式第14関係)個人番号カードと同様に、運転免許証の有効期間の末日を西暦で表示することを可能とするため、次のとおり、当該末日の記載部分のうち不動文字の「平成」を記載しないこととする

【例】平成31年4月30日まで有効 ⇒ 2019年4月30日まで有効

 

意見公募要項

パブリックコメント

(意見)

                   

                  

           

 

氏 名       

住 所       

電話番号      

意見を提出される方は、氏名、住所、郵便番号、又は電子メールアドレスを記載の上、日本語で提出して下さい(氏名・連絡先は未記入でも受付可とのこと)。

 

[1]意見提出期限 平成30年9月4日(火)必着

[2]提出方法

 ①電子メールで提出 untenmenkyo@npa.go.jp

  〒100-8974 東京都千代田区霞が関2-1-2

    警察庁交通局運転免許課企画・法令係

 パブリックコメント 担当

 ②FAXでの提出 FAX 03(3504)3611

葉書・FAX・メールでの意見の書き方

 ③以上の提出時には、「パブリックコメント」と必ず記入

 

(右側の図を参照/上部に「パブリックコメント」と記載)

[3]注意事項 a)電話は受け付けていない  b)個別の回答はしない

c)意見は氏名を出さずに公表される場合がある

 

警察庁は今月6日に規則改正案を発表し意見公募を開始(期限は9月4日必着)

警察庁は今年8月6日、自動車運転免許証の有効期限の元号表記を改め、西暦使用を可能にする規則改正案を公表し、意見公募を開始しました。期限は9月4日(火)の必着です。

 現在、免許証に記載されている「交付日」「有効期限」「生年月日」などは全て元号で使用されていますが、このうちの「有効期限」に西暦を使用するというものです。警察庁は会見で、「元号は外国人にとって分かりにくい」と語り、外国人の免許保有者が86万人に上ることや、マイナンバー制度に西暦が用いられていると説明し、西暦導入の必要性を語りました。

 本日からは来月4日迄の短い期限ですが、国民の意見(パブリックコメント)が募集されていますので、元号表記を維持していくために国民の声を多く送付して戴ければ幸いです。以下の内容をご参考にご自分のお考えやご意見でお送り戴ければ有難く存じます。

 

【参考例】

①公文書は元号表記が原則であり、遵守すべき。西暦表記には反対です

 *公文書は元号表記が原則です。それを崩せば全てが西暦表記になる可能性があります。

②外国人とはいえわが国の伝統や文化に馴染んで戴くことも大事と思われる。国内での生活では元号表記は決して難しいものではない

*国内には一定数の外国人がおられますが、そのような人は日本で生活されており、平成や新しい元号で記載された年が西暦で何年になるか分からないということはないと思います。ネットでも人でも尋ねさえすれば分かることです。元号は、日本国家の独立の証として、民族の誇りとして1370年以上に亙って継承されてきた伝統であり、文化です。それを知って戴くことも、日本の国への理解に繋がっていくことと思います。おそらく大半の国々の建国年よりも遥かに古い歴史を持つ元号を知って戴き、わが国に馴染んで戴ければと思います。

③元号表記が分かりにくいという理由の改正であれば、全てを西暦表記にしなければならない

*外国人に元号表記が分かりにくいということであれば、元号表記は全て改めなければなりません。また、外国人には漢字は難しいので全てひらがな表記にすべきという論も成立してしまいます。私たちが外国に行って生活するにしても一定の不自由はあります。それが現実であり、当該国の伝統、文化に口を挟めば、普通は文化摩擦が起こります。外国人への親切や利便性の向上は大切なことですが、各国には尊重すべき文化があります。寧ろ日本の素晴らしい文化や伝統に触れて戴きながら理解を深めて戴くことが大切ではないでしょうか。

④元号が改まって旧元号の記載のままでも対応できた過去の実例があり、元号表記が望ましい

 *昭和から平成に改元されたとき、「昭和」と記載されていた免許証は「平成」と読み替えて記載された年まで使用されました。元号が改まることによって記載されている元号が旧元号になっても支障なく使用できた過去の実例があり、元号表記で宜しいと思います。

⑤西暦表記がどうしても必要な場合は、元号の後に括弧書きで西暦の併記を

 *どうしても西暦表記が必要であれば、元号表記の後に括弧書きで西暦を表記すれば宜しく、西暦のみの表記にすることには強く反対します。公文書は元号の原則を尊重すべきです。